「ステイ・ホーム」から「マイホーム」を考える

June 2, 2020

 

 

 

最近、コロナショックで「ステイ・ホーム」がクローズアップされるようになりました。そんな背景から、漠然とした「マイホーム」について本格的に考えようかというクライアントの方に対して、自身の両親が住宅を建築したときのこと、若輩ながらかかわったことなどをお伝えしたことをここにも記載したいと思います。

 

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http://www.seko-special.net/

 

独身・非婚化・少子化の流れで、今は「マイホーム」に対する憧れは以前よりも薄れてきたかもしれません。また、かつてと違い労働力の流動化により非正規社員であればつきまとうローン返済という大きな負債に対する抵抗、老後の不安を考えると、踏み出せない理由は枚挙にいとまがありません。ですが、今回のコロナショックで一気に広まった「在宅」の流れから、「マイホーム」は単なる生活の場だけでなく、「仕事場」にもなり、より快適な自分らしい空間を求める気持ちが盛り上がることも理解できます。

 

これだけは譲れない優先事項をピックアップ

自分の経験で、「注文住宅」によるマイホーム取得を検討されている方にまずお伝えしたいのは、「分譲住宅ではなくマイホームだからこそ実現できる自分の希望には妥協しないこと」です。

 

家族が10家族あれば、ライフスタイルや価値観も10通りあると思います。我が家では、父が外国航路貨物船の船長という職にあったため、日本に停泊中の外国籍船員に日本文化を紹介することで、親睦を深めよい関係を構築・強化したいという思いが強く、彼らを招いて楽しい時間を過ごすという彼の希望をとことん追求した設計にしました。具体的には、リビングから、和室までを襖を取り払うと大きな一つの「和洋折衷リビング」に仕上がり、外国人でも、日本文化にも触れることができると同時に、本来の自分たちのスタイルでもくつろげるような一続きの空間を実現することにこだわったのです。

 

様々な情報媒体や広告、本・雑誌から、自分たちの優先項目を最も考慮してくれそうな印象を持った2~3社の営業担当との話し合いで、工務店を決めました。工務店選びにあたってはどの会社もそれぞれ良さがありますので評価軸をたくさん設定してしまうと結局選びきれなくなります。結局、柔軟に対応しくれるという点に絞って決めました。

 

優先項目を追求しすぎるとどこかにしわ寄せが

和洋折衷の大きなリビングにこだわったため、実はその住宅に長い時間住む家族が一番よく使う水回りにしわ寄せがきてしまいました。和室の欄間や床の間などにもこだわりを追求したため、予算内で収めようとするとどうしてもどこかを犠牲にしなければならなかったのです。注文住宅にはよくあることだと思いますが、どこまで希望を追求するのか、予算はどこまでオーバーが許されるのかの線引きが難しいところです。今思えば、住宅はあくまでそこに住む人が主役なので、自分たちが一番よく使う水回りをおろそかにすると後悔が残るのではと思います。また今は、人を家に招き入れる機会もぐんと減って住宅の役割は「家族のだんらん」「住む人の快適さ」に加えて「仕事場としての快適さ」「歳をとってからも使えるバリアフリー」というポイントが重視されると思います。

 

ローン金利

ここで、必ず聞かれる住宅ローンについて、今回は固定金利と変動金利に絞って触れておきたいと思います。30年前当時の政策金利は4.9%でした。変動金利は、文字通り金利変動とともに見直されますので、上昇するかもしれないリスクがある分、契約当初は固定金利よりも低く設定されています。そして金利の予測は基本わからないので、常に見直しが入って上昇すれば負担増に直結します。ですがここは金利水準が下がり、ローンに適用される金利も下がると、将来の返済額は少なくなる可能性もあること、金利が大きく上昇した場合でも、毎回の返済額は通常5年ごとに見直されることから、家計を直撃するリスクは大きくないこと、から変動金利を選択しました。

どちらを選択するかは、それぞれの考え方次第なので、家計の状況などを考え併せて決めればいいと思います。

 

これから注文住宅を検討するしている方向けへのアドバイス

住宅も洋服などと同じように、時代の流れとともに、求められる機能が変わっていくものだと思います。今は、筆者の時代よりも、「自分にとってすみよい空間を追求する」ので、くつろぎの空間であると同時にワーキングスぺ―スでもあり、将来に備えてバリアフリーも意識するなど、今だけのピンポイントでの希望を叶えるというよりも、時間軸を長く伸ばして住まいと付き合えるような仕上がりになれば愛着もさらに増すのではと思います。実際、筆者のケースでは、バリアフリーを意識しなかったため、大きな段差を解消することができず、特に、両親が年齢を重ねると不都合さが目についてきました。

 

よく、注文住宅は3戸建てないと、本当に満足のできるモノは手に入れられない、などと言いますが、高価な買い物だけに、そう簡単にやり直しのきくものではありません。実際に住んでみたときをイメージして快適な空間になるのか、どんな毎日が待っているのかを描いて、設計の方と後悔のないよう議論を重ねることだと思います。

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